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場所

ひとは、いろいろなものでひとを選別しようとしますが、基本的に命の法則にはそれはありません。
場所がどこだろうと、色が何色だろーと、足が4本だろーと2本だろーと、地面に根っこが生えてよーと空とんでよーと、命はおなじ。
「あの場所で学べなかったからあれができなかった」というのは、責任転嫁で甘えです。
学びは、そのときだけじゃない。一生が、それ。
なので、場所なんかなんとでもできる。
本気でなにかをやりたいなら、それに見合ったものを自分の手で掴んでいくだけ。
場所にも、ものにも、責任はありません。ついでに、自分という個人以外の他のひとたちにも。
自分が選んだ場所に、誇りを持ちなさい。
そこからなにが得られるんだろうと場所に期待するのではなく、そこで自分はなにができるんだろうと自分に期待しなさい。
不必要なものはひとつもない。
いらない瞬間は一瞬もない。
すべてを、うけとれ。
倒れて倒れて倒れて、起き上がれ。必ず、なにかをつかんで。
倒れた数だけ、強くなれる。
起き上がった数だけ、優しくなれる。
そのたび、倒れた場所に、ものに、感謝しなさい。
倒してくれた場所に、ものに、感謝しなさい。
そのおかげで、強くなれる、優しくなれる。
誰かを抱きしめる手をもらえる。
自分が何者なのかを、考えなさい。
世界は誰のためにあるのか。
命はいくつあるのか。
自分が立っているのは、いったいどこなのか。
自分の道を、行きなさい。
何かに流され、何かに迷わされて道を変えることは、自分が自分でなくなること。
自分を放棄してまで、生きることはない。
自分で、生きなさい。自分の道を。

この時期、多くのひとたちが新しい道を歩き始めます。
いろいろ考えたくなくても、考えないと生きられない道です。
まず自分の基礎ができていないと、振り回され、壊れる。
そういう道です。
自分なりに、自分らしく、進んでいけば、そんでよし。
とりあえず、迷ったときにはいままでいたあなたの場所に帰ればいい。
いまのところ、基本の場所は、そこだから。
気力充填して、また元気にでかけていけ。
そして。
いつか、あなたが、誰かの場所になれるよう、今を一所懸命生きてください(^^)

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